志望校と併願の選び方—浪人生が“落ちにくい出願”を作るためのいちばん簡単な方法—

「この志望校で大丈夫かな…」
「併願をどう組めば全部落ちずに済むんだろう…」

浪人生の多くが悩むのが、この“出願の決め方”。

でも実は、見るべきポイントは
①配点 ②方式 ③共通テスト比率
この3つだけで十分です。

そして併願は、
安心2:実力2:挑戦1
にするだけで崩れにくくなります。

さらに大事なのは、
やりたいことが明確でなくても志望校は決められるということ。

結論:志望校選びは配点・方式・共通テスト比率の3つを公式情報で確認し、併願は「安心2:実力2:挑戦1」で組めば崩れにくくなります。やりたいことが決まっていなくても、志望校は決められます。

まずは“今年の公式情報”に戻る

浪人生が一番やりがちな失敗は、
前年の情報やSNSの噂をそのまま信じること。

入試は毎年、どこかが必ず変わります。

だから、最初に見るのはこの3つの“公式情報”です。

共通テストの科目・配点・手続き

→ 大学入試センター「受験案内」
https://www.dnc.ac.jp/kyotsu/shiken_jouhou/r8/r8_jukenannai.html

出願〜試験の流れ

→ 大学入試センター「実施要項」
https://www.dnc.ac.jp/kyotsu/shiken_jouhou/r8/

大学の選抜の考え方(方式の大枠)

→ 文部科学省「入学者選抜実施要項」
https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/nyushi/1412172.htm

これらは「誰がどう決めているのか」を示す公式資料。
迷ったらここに戻れば、情報迷子になりません。

“相性の良い大学”は、この3つを見ると一発でわかる

浪人生は1年勉強したことで、

  • 伸びた科目
  • 安定してきた科目

がはっきりします。

大学側も
「この科目ができる受験生に来てほしい」
というメッセージを、配点や方式で示しています。

だからこの3つを見るだけで、
“今年の自分と相性のいい大学”=“受かりやすい大学”
が自然に絞れます。

この“伸びた科目を軸に大学を選ぶ”考え方は、合格した受験生に共通する動き方でもあります。→ 「なぜ、あの子は合格したのか?」プロ家庭教師の秘訣

① 配点

伸びた科目の配点が重い大学は戦いやすい。

例:

  • 英語Rが伸びた → R重視の大学
  • 国語の記述が得意 → 記述中心の大学
  • 数Ⅲが厳しい → 数Ⅲ比重の大きい大学は消耗が大きい

② 方式(記述/マーク)

  • 記述力が伸びた浪人生 → 記述多めの大学
  • マークの正確さが上がった浪人生 → マーク比重の大学

方式だけでも相性は大きく変わります。

③ 共通テスト比率

浪人生は共通テストが安定しやすい
だから比率が高い大学は合格可能性が読みやすく、相性が良い。

併願は「安心2・実力2・挑戦1」で崩れない

浪人生が落ちやすくなる併願の例:

  • 挑戦校ばかり受ける
  • 去年の悔しさで“上”に寄せすぎる
  • 安全校を「受けたくない」で外す

これは全落ちリスクが一気に跳ね上がるパターンです。

だから、こう組めば安定する

  • 安心(確実なライン)……2校
  • 実力(本命)………………2校
  • 挑戦(やや上)……………1校

このバランスが最も崩れにくく、点数が安定します。

「行きたい大学」が決まらないときの考え方

浪人生によくある悩み:

「やりたいことがまだハッキリしない」
「志望理由が思いつかない」

実はこれ、普通です。

興味は入学後にも大きく変わっていく

文部科学省の「全国学生調査」でも、学生の学びへの関心・満足度は学年や環境によって変化することが継続的に確認されています。
高校時点の「やりたいこと」が、大学入学後の学びの中で変わっていくのは珍しいことではありません。

実際にウェルズへ寄せられる浪人生・保護者からのご相談でも、
「志望理由がまだ固まっていない」というご相談は毎年一定数あります。
その多くは、学習を進める中で自然と輪郭がはっきりしていきます。

だから、「やりたいことが決まってない自分」は全く問題ではありません。

だから“実力で行ける最も上の大学”を狙うのは合理的

理由は3つ:

① 上位大学ほど進路の自由度が広い

→ 専攻変更・研究・院進・就職の選択肢が豊富。

② 興味が変わっても対応しやすい

→ カリキュラムや制度が柔軟。

③ 浪人生は“伸びた科目”がはっきりしている

→ “今年の自分”に合う大学を選びやすい。

志望理由は小さくていい

「キャンパスが好き」
「通いやすい」
「雰囲気がいい」

これだけで十分。
専門的な志望理由は大学に入ってから育ちます。

「志望理由がまとまらない」「今の実力でどこまで狙えるか分からない」——そんな段階からの相談も、ウェルズでは珍しくありません。→ 創業50年の実績。上京受験を「生活」から支える、親子で安心の伴走体制

今日やるべき3ステップ

STEP1

第一志望+候補校を3つだけ選ぶ

STEP2

その3校の
配点|方式|共通テスト比率
を1枚にまとめる
(公式リンクからすぐ確認できます)

STEP3

3校を
安心・実力・挑戦(2:2:1)
に分けてみる
足りない枠があれば1〜2校追加する

これで“落ちにくい併願”がほぼ完成します。

参考(公式情報)

まとめ

  • 「伸びた科目 × 大学の配点」で相性がわかる。
  • 併願は「安心2:実力2:挑戦1」で崩れない。
  • 「やりたいこと」が決まってなくてもOK(興味は後から育つ)。
  • 今年は“今の実力で行ける最も良い大学”を目指すのも立派な戦略。