大学生に家庭教師という選択肢:進級・卒業・資格試験まで頼める範囲と使い方

監修久松 賢三ウェルズ家庭教師センター センター長プロフィール
最終更新: 2026-08-17

大学生でも家庭教師は利用できます。しかも、進級試験・卒業試験・専門科目の単位・資格や国家試験の対策まで、小中高生と同じように1対1で頼めます。「家庭教師は子どものためのもの」というイメージから、留年の危機になっても一人で抱え込んでしまう大学生は少なくありませんが、実際には大学生からのご相談は珍しいものではなく、ウェルズでも進級・卒業のかかった場面で立て直したケースが数多くあります。

この記事では、大学生が家庭教師に頼める範囲と、実際にあったご相談の例、依頼する前に確認しておきたいポイントをまとめます。

「家庭教師=小中高生」ではない:大学生の利用が増えている背景

大学の勉強は、高校までと大きく事情が変わります。授業は自己責任で、出席していても理解が追いつかないまま試験を迎えることがある。科目ごとに担当教員の癖があり、シラバスだけでは対策の仕方が分からない。そして単位を落とすと、留年・仮進級という形で結果が一気に重くなります。

一方で、大学生が頼れる先は意外に限られています。大学の学習支援窓口は一般的な相談が中心で、特定科目の試験対策まで踏み込んでくれるとは限りません。友人に聞くにも、同じ試験を控えた相手には頼みづらいものです。予備校は「受験」のための場所なので、進級や卒業のための講座はほとんどありません。

その隙間を埋めるのが、1対1の家庭教師です。「この科目の、この試験で、あと何点必要」という個別の事情に合わせて対策できるのは、マンツーマン指導ならではの強みです。実際、検索でも「大学生のための家庭教師」といった調べ方をする方が一定数いらっしゃいます。困っているのはあなただけではありません。

頼める範囲:専門科目の単位・進級試験・卒業試験・資格・国家試験

大学生が家庭教師に依頼できる内容は、おおまかに次の4つに分けられます。

依頼内容具体例特徴
専門科目の単位対策物理・化学・数学・統計・専門基礎科目など大学の授業についていけない段階からの立て直し
進級試験対策基準点のある進級試験・再試験期限が決まっているため、逆算した計画が必要
卒業試験・卒業単位卒業のかかった専門科目・卒業試験就職活動や卒業研究との両立が課題になりやすい
資格・国家試験対策薬剤師国家試験など在学中に受ける試験範囲が広く、独学で崩れやすい分野

ポイントは、どの依頼も「大学の内容を教えられる教師がいるか」にかかっていることです。大学レベルの専門科目は、学生アルバイトの教師では対応が難しいことが多く、その分野を専門に指導してきたプロ教師とのマッチングが前提になります。依頼する側は「大学名・学部・科目名・試験までの残り期間」を最初に伝えると、対応できるかどうかの判断が早くなります。

実例:基準点未達の危機から立て直して進級した大学生2例

ここからは、実際にウェルズにあったご相談を紹介します。

「留年かもしれない」から、勉強の進め方を立て直して進級

基準点に届かず、進級が危ぶまれていた大学生の方のご相談です。最初に取り組んだのは、個々の科目の解説よりも先に、勉強の進め方そのものの立て直しでした。何をどの順番で、どれくらいの時間をかけて進めるかを教師と一緒に整理し、必要な点を確保して無事に進級。最後には「あとは自分でやれます」という言葉とともに指導を終えられました。詳しくはこちらの事例紹介をご覧ください。

この事例が示しているのは、大学生のつまずきは「頭の問題」ではなく「進め方の問題」であることが多い、という点です。進め方さえ整えば自走できる。家庭教師の役割は、ずっと隣にいることではなく、自分で回せる状態まで持っていくことです。

あと数点で仮進級…を、勉強法の切り替えで回避

もう一つは、基準点を割ると仮進級になるという後がない状況で、あと数点が届かなかった学生の方の例です。それまでの暗記中心の勉強法では点数が安定しなかったため、内容を理解して使えるようにする勉強法へ切り替えました。次の試験では63点を取って基準を突破し、仮進級を回避。その後も安定した学習リズムを保たれていると伺っています。詳細はこの事例ページにまとめています。

大学の試験は範囲が広く、暗記だけで乗り切ろうとすると本番で数点足りない、ということが起きがちです。理解重視への切り替えは一人では難しい作業ですが、教師がついて「なぜそうなるか」を確認しながら進めると、一時的な点数だけでなく、その後の学習リズムまで変わります。

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実例:卒業のかかった専門科目を過去問中心で確保

卒業がかかった専門科目に苦戦していた大学生の方のご相談もありました。この方の場合、難しかったのは科目そのものよりも「就職活動との両立」です。使える時間が限られているため、対象科目を1つに絞り込み、過去問中心の対策に切り替えました。結果として、卒業に必要な単位を無事に確保。限られた時間でも、範囲を絞って集中すれば結果につながることを示した事例です。経緯は事例紹介ページをご覧ください。

卒業年次の学生には、この「絞る」判断が特に重要です。就活・卒業研究・アルバイトと並行しながら全科目を均等に頑張るのは現実的ではありません。どこに時間を投じれば卒業に届くのかを第三者の目で仕分けること自体が、家庭教師に頼む価値の一つです。

大学生が家庭教師を選ぶときの注意点

大学生の場合、小中高生とは選び方の勘所が変わります。依頼前に次の点を確認してください。

確認ポイント理由
専門分野が一致する教師がいるか大学の専門科目は分野が細かく、「数学が得意」程度では対応できないことがある。科目名・教科書名まで伝えて可否を確認する
大学生の指導実績があるか進級・卒業の仕組み(再試験・仮進級など)を分かっている教師かどうかで、計画の精度が変わる
オンライン対応の可否大学の近くに住んでいるとは限らない。専門分野の合う教師を探すなら、対面にこだわらずオンラインまで広げたほうが選択肢が増える
試験までの残り期間で何ができるか「間に合うか」を最初に率直に聞く。誠実な会社ほど、できること・できないことを先に示してくれる

また、進級・卒業の要件(必要単位数・再試験の有無・仮進級の扱い)は大学・学部ごとに異なります。正確な条件は必ず学生便覧や教務課で確認したうえで、そこから逆算して対策を組んでください。家庭教師側も、正しい要件が分かっているほど無駄のない計画を立てられます。

進級・卒業で悩んでいるなら、まず状況を聞かせてください

ウェルズは50年以上、プロ家庭教師によるマンツーマン指導を行っており、大学生の進級・卒業・資格試験のご相談も継続的にお受けしています。今回紹介した事例のように、「留年かもしれない」という段階からでも立て直せたケースは実際にあります。大切なのは、一人で抱え込まずに早めに動くことです。

大学生向けの指導内容は大学生の進級・卒業サポートのページで詳しく紹介しています。試験までの残り期間で何ができるか知りたい方は、無料の学習相談からお気軽にご相談ください。状況をうかがったうえで、対応できる教師がいるかどうかも含めて率直にお答えします。その場で契約を迫ることはありません。

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