次年度受験に向けた最新試験分析― 出題傾向と合格戦略をわかりやすく解説 ―
次年度の行政書士試験に向けて、最新の出題傾向と合格戦略を整理しました。法令科目が全体の約8割を占める試験構成のなかで、どこに力を入れるべきかを具体的に見ていきます。
結論:出題数最多の行政法19問を確実に得点源にしつつ、記述式の練習量を積み、基礎知識で足切りを防ぐバランスが合格への近道です。
試験の出題傾向
行政書士の業務に関し必要な法令等
行政書士試験では、法令科目が全体の約8割を占め、合否を大きく左右します。
- 行政法:全体で19問。最も出題数が多く、得点源となる科目です。
- 民法:記述式を含め、理解と応用力が問われます。
- 商法(会社法):5問前後出題。行政手続や取引の基礎として重要。
- 憲法・基礎法学:法的思考力を問う問題が増加傾向にあります。
多肢選択式では、民法1問・行政法2問の構成。空欄補充型が中心で、文章の流れから正答を導けます。記述式は40字記述で、民法2問・行政法1問。要件・効果・趣旨など、正確な理解が問われます。
行政書士の業務に関する基礎知識
2024年度から「一般知識等」が「基礎知識」に改称されました。出題数は14問(56点)と変わりませんが、法令関連の比重が増えています。
- 一般知識(政治・経済・社会):3~4問/12~16点
- 行政書士法など関連法令:3~4問/12~16点
- 情報通信・個人情報保護:3~4問/12~16点
- 文章理解:3問/12点
ポイント:行政組織や地方自治など、定番テーマの理解が大切です。情報通信分野では個人情報保護法やIT関連法の基礎も出題されます。文章理解は確実な得点源で、毎年出題形式が安定しています。
試験の配点と合格基準
- 法令等:46問・244点/憲法・民法・行政法・商法など
- 基礎知識:14問・56点/一般知識・情報通信・文章理解など
- 合計:60問・300点満点
合格基準:
- 法令科目で122点以上(50%以上)
- 基礎知識で24点以上(40%以上)
- 総得点180点以上(60%以上)
この3つをすべて満たす必要があります。
受験者数・合格率の推移
- 令和3年度:受験者47,870人/合格者5,353人/合格率11.18%
- 令和4年度:受験者47,850人/合格者5,802人/合格率12.13%
- 令和5年度:受験者46,991人/合格者6,571人/合格率13.98%
- 令和6年度:受験者47,785人/合格者6,165人/合格率12.90%
(出典:行政書士試験研究センター)
学習のポイントまとめ
- 行政法がカギ。 19問を確実に得点できるよう、過去問と条文理解を徹底。
- 記述式は練習量が命。 模試や添削指導で「書く力」を養う。
- 基礎知識も油断禁物。 足切りを防ぐため、バランスよく対策。
- 出題傾向を把握。 最新データを踏まえた計画的学習が重要。
ウェルズでは、最新の試験傾向と分析データを基に、行政法・民法の重点指導、記述式の添削・表現指導、学習スケジュールの最適化、継続的なフィードバックと伴走支援を行っています。
まとめ
- 法令科目が全体の約8割を占め、なかでも行政法(19問)が最大の得点源。
- 合格には法令科目122点以上・基礎知識24点以上・総得点180点以上のすべてを満たす必要がある。
- 記述式の練習量と基礎知識の対策バランスが合否を分ける。
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