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模試の活用

考察「何故、浪人生は模試を受けないか、受けたがらないか」

◆ある例を紹介するところからスタート

模試を受けない・受けたくない受験生には読んでほしい。模試を受けない受験生の保護者様必読です。

■もうこれ以上、浪人しない、浪人させない為には「なにが必要でしょうか?」

「模試を受けないなんて、信じられない」という受験生、高卒生、浪人の方は実は多いのです。模試は合格するためには必要かという観点からみた場合、必要十分条件ではありませんが、必要条件です。(命題、条件に関して使い方が間違ってごめんなさい)
ですから「模試を受けないなんて、信じられない」は正論です。あなたは「正しい」のです。

しかし「模試を受けないの」ではなく「模試が受けられない」人がいるとしらた、あなたはどう思いますか?
あなたもその穴に陥るかもしれないとしたら?
ご注意いただくために是非一読をお薦めします。

■よくある例として、受験指導が一息ついたある春の日、家庭教師が担当させていただいた受験生に関しての次のような会話をよくします。参考になると思いますので、紹介させていただきます。

○会話
受験指導担当
「○○君の志望校(マーチクラス)合格ありがとうございます。心配していましたが、本人、ご家族から非常にお喜びの連絡を先日いただきました」

家庭教師
「自分も今、本当にほっとしています。彼が合格できてすごくうれしいです。ですがチョット釈然としないんです。彼は、ご存じの通り、結局最後まで模試を一回も受けなかったんですよ」

受験指導担当
「やっぱり○○君、最後まで模試を受けなかったんだ。強者だなぁ。模試の件ではあんなに話をし、何度も勧めたたのになぁ。まぁ結果良ければ総て良しとしましょう」

家庭教師
「結果は良しですが、なんか少しすっきりしませんねぇ。自分は入試の結果を聞くまでは本当に胃が痛かったんですよ。今でも全く模試を受けないで○○君はよく合格したもんだと思ってます。いままでも全く模試を受けない人が合格したという話を聞いたことはあるんですが、まさか自分の生徒で全く模試を受けない生徒が現れるなんて思ってもみませんでした」

受験指導担当
「会員の中にも、最後まで模試を受けなかった強者はいるんですよ」

家庭教師
「ホントですか。また、○○君みたいな生徒を担当することもあるということですよね。でも、模試を受けないのはやっぱりダメだと思います。今後も模試の必要性は受験生に説いていきます」

受験指導担当
「そうですね。今後も宜しくお願いします」

■受験心理の悪循環

会話はほんの一例ですが、模試を受けない受験生が以外にも多いと言うことは、受験生のそばで指導する家庭教師や担当者からの話の中で毎年のように散見できます。

特に多くの高校生、高卒生、浪人生の指導に携わってきた経験から、ある意味では極論ではありますが「模試を受けないからこそ、2浪、3浪、・・・多浪となってしまうのでは?」と言わざる負えない受験生がおります。

このようなケースでは、受験生の心理的なケアも含めて助言と指導が出来る人間がそばにいるかどうかで大きく違いが出てしまいます。

また、模試を受けない人は一人で受験勉強をしているための心理的な弱さが出やすいと言うのは言い過ぎでしょうか。このまま模試を受けないでいると、受験心理として更に自分だけの受験になってしまうと考えられます。
スバリ悪循環なんです。
しかし、それは簡単に克服できることも事実であると申し上げられます。


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